誰でもできる! カンタン早起き術
誰でもできる! カンタン早起き術
早起きは「根性論」では難しい。続かない。
わかりやすく「部屋の模様替え」と考える。
想像してください。ゴミ屋敷の一部屋、さて、あこがれのリビングにするにはどうするか。
まず、部屋を見わたし、何が転がっているかを見る。必要なものは何かを考える。不要なものは捨てる。入りきらないものがあればさらに捨てる。掃除する。部屋の広さや形を見て、間取りを考える。
使いやすいレイアウトを動線や生活を頭に描きながら考える。
レイアウトを決めたら、置くものを配置する。また入りきらなければ捨てる。
日々整理整頓、お掃除をする。外から余計なものを持ち込まないように気をつける。
こんな感じでしょうか。
ではそれを時間にあてはめてみましょう。
1.時間の大掃除をする
まずは自分がどのように朝の時間を使っているかチェックする。
そのうち、必要不可欠なものは何かピックアップする。
それ以外は捨てる。
そのうち、朝どうしてもやらなければいけないもの、朝にしかできないものは何かピックアップする。
それ以外は捨てる。
残った必要不可欠のものにそれぞれどのくらい時間がかかるか計ってみる。
トータルの所要時間から「起きるべき時刻」を逆算して割り出す。
その時刻の2時間前に起きる時刻を設定する。
同時に「時間泥棒リスト」をつくる。
2.時間の間取りを決める
朝の時間を15分単位で表にする。1ユニット15分。アナログ時計で4分の1。
「モレなく、ダブリなく」「一筆書き」で予定を入れ、時間割をつくる。
やることのチェックリストをつくる。
前日の時間貯金リストをつくる。
間取りはスケジュールです。部屋も六畳、八畳というようにユニットで考えます。
動線にムダがないように。
その部屋に不要なもの、入らないものは捨てるか他の部屋に置く。
3.日々のお掃除をする。
時間泥棒リストにあるものに気をつけて近づかないようにする。
習慣化されるまで各リストやツールを使ってチェックする。
しばらくは手帳に自分へのごほうびとして「できたよシール」を貼る。
前日の時間貯金リストなど自分へのサポート体制を強化する。
開始時刻、使う時間を変えない、レイアウトを変えない。
無意識にどこに何があるかがわかるようになるのと同じように、何をするか考えなくても良いように習慣化する。
不要なものを持ち込まないように気をつける。
小さなゴミに気がついたら日々掃除する。
少し甘くなると、部屋が汚れてくるのと同じようにかけジュールが崩れていく。