enjoyhacks’s blog

時間は命

なぜ時間術だけでは失敗するのか ―誰もが失敗を経験している―

なぜ時間術だけでは失敗するのか ―誰もが失敗を経験している―
1.「はっきりとしたゴール」や「強い想い」を持っていないから

なぜ時間術だけでは失敗するのでしょうか。それは「時間があったら何がしたいか」そして「何のためにしたいのか」が明確でないからです。
つまり、「はっきりとしたゴール」や「強い想い」が見えていないから流されてしまうのです。そして小手先の「ワザ」や「テクニック」だけに頼るから成果があがらないのです。

まず「はっきりとしたゴール」を決めないとどこに向かってよいかわかりません。
あたりまえすぎて「ゴールを決めないで動き出すわけない」と思うかも知れませんが、普段私たちはよくこのようなことをしてしまいます。あなたにも経験がありませんか。もっとも多いのが「語学」「勉強」「トレーニング」です。「まわりがやっているから」「何かよさそうな気がする」「やった方がよいかな」といった「なんとなく」の気持ちで始めてしまうと三日坊主で終わってしまいます。「何がしたいのか」しっかり「自分ごと」としてゴールを決めましょう。

 また「何のためにしたいか」という「強い想い」が重要です。
たとえば、同じ「旅行に行く」という行動でも、その時々で「想い」が違うことがあります。先ほどの「私の本当の3つの気持ち」をあてはめてみると、いずれも「旅行に行く」という行動につながるのですが、「何のため」ということを考えるとその「想い」が違う場合があるということに気づくと思います。
自分の「好きなこと、やりたいことをする時間を持ちたい」のか、「家族(大切な人)との時間を持ちたい」のか、「ゆったりとした気持ちになる、ゆとりの時間を持ちたい」のかにより、計画やダンドリが変わってくるのです。このうち今回の旅行はどういう「想い」で行くのか、それを強く持ちましょう。

そして、「時間術」というのは、単にその間をつないでいく手段、方法、技術なのです。いろいろなワザ、テクニック、方法論、ツールがありますが、結論としてはどれを選んでもよく、その中から自分に合ったものを選べばよいのです。
ただ「ワザ」や「テクニック」に頼るだけでは失敗します。つまり単に「時間を節約する」「時間をつくる」「時間を上手に使う」だけでは「ゴール」も「想い」もないので、その時間を使って「何がしたいか」「何のためにするのか」をきちんと考えることが大切です。
また時間術それ自体が目的化しないように気をつけなければいけません。そして時間術を使ったことだけで満足してはいけません。
私たちは、「時間をうまく使うために生きている」のではありません。
いくら本やマニュアルを読んで時間をうまく使うことを覚えても、そのこと自体を目的やゴールにしているのでは本末転倒です。自分の本当のゴールをしっかり見きわめましょう。
もう一度言います。「楽しくよりよく生きる」ために「時間を使う」のであって、「時間をうまく使うため」に「生きている」のではないのです。

じつは、時間術以外の他のライフハックスの分野でも同じようなことが言えるのです。
いくつか例をあげてみると、
「モノと道具の使い方術」では、モノや道具は単に持っているだけでは意味がなく、それを使って何かを成し遂げるために道具を使うのです。
「片付け・整理術」では、単に片付けたり捨てたり整理するだけでは意味がなく、モノを使いやすく、そして生活しやすくするためにします。
「人づきあい術・人脈術」では、ただやみくもに名刺をたくさん集めるだけ、ブログやSNSで知り合いを増やすだけでは意味がなく、それを人生に活かし、お互いを豊かにすることが大切です。
「読書術」では、単に本をたくさん読むだけではなく、読んだ本をどう自分の人生に活かしていくかが大切です。
「勉強術」では、ただ勉強して何かを覚えるだけではなく、どう次の知恵につなげていくかが大切です。
 このように、「ゴール」や「想い」がなく、ただワザやテクニックに頼ると、時間術は失敗に終わります。