enjoyhacks’s blog

時間のゆとり、心のゆとり、そして素敵にエンジョイライフ

―時間は命、限りある時間を大切に―

―時間は命、限りある時間を大切に―

 

 時間は命そのものです。

 

生きている限り毎日1440分平等に与えられます。でも明日に持ち越すことはできません。今使うしかないのです。

 

 過去に固執していても時間の流れは戻りません。やり直すこともできません。タイムマシンもリセットボタンもないのですから。今どう生きるかを考えましょう。今動けば未来が変わります。

 

 現代の私たちの生活は、「やること」が多すぎます。それによって毎日疲れてへとへとになっています。まるで「千手観音を相手に百人組手をしている」ようです。

 世の中が豊かでたくさん楽しいことがあるのに、心も身体も疲れてハッピーではないのです。

 仕事に追われ、家族との時間や自分の楽しみの時間、ほっと一息つくゆとりの時間も取れず、ワーク・ライフ・パーソナルバランスがくずれ、心も身体も悲鳴をあげているのです。

 こういう時こそ「本当の自分は何をしたいと想っているのか」をあらためて考えてみましょう。

 

 自分の心に正直に、正面から、素直に向き合って自問自答してみてください。

 何が見えましたか。

 

私は3つの想いが見えました。

 ①好きなこと、やりたいことをする時間を持ちたい

②家族(大切な人)との時間を持ちたい

③ゆったりとした気持ちになる、ゆとりの時間を持ちたい

 

それが見えたら「何がしたいか(ゴール)」「なぜしたいのか(想い)」をしっかり強く持ってください。

そしてそれができたら、大切なものから順に手に取っていきます。すべて拾うことはできません。

 

まず「やること」を減らしてから、いろいろな仕組み、時間ツール、ワザ、つまり時間術をうまく使って「タスク」をさばいていき、家族や自分の時間をつくっていきましょう。

時間を使う時には、その性質や使い方のパターンなどを理解していると上手に使うことができます。

そして小手先のワザに頼らずしっかりした仕組みをライフスタイルとして習慣化していきましょう。

「ワーク」の比率が減ってくると自然とゆとりが出てきて、家族や自分の時間を考えるようになります。

そのときも先ほどの「秘密の仕組み」などを参考に楽しんでいくときっと豊かで幸せな時間を過ごすことができます。

 

それぞれの時間も「ON」と「OFF」のバランスが大切です。「ONがあるからOFFがある」ということです。そのメリハリがうまくつけられるようになると本当の意味での「ワーク・ライフ・パーソナルバランス」が実現できるのではないでしょうか。

 

やがて幸せの種から芽が出て、大きな花が咲き、豊かな実をつけることになるでしょう。

この本を手にしたあなたにそうなっていただければこの本を書いた甲斐があったと思います。

また、私の家族やまわりの人たちにも何かを伝えることができたなら、私がこの世に生きた証となるでしょう。

あなたのこれからの人生が豊かで幸せなものになるように祈りつつ筆を置くことにいたします。

最後までお読みいただきありがとうございました。 enjoylife!

 

岩下敦哉

 

 

 

 

著者プロフィール

 

岩下敦哉(いわしたあつや)

1968年東京生まれ。早稲田大学大学院修了。大学アドミニストレーター

1987年よりエンジョイライフ時間塾を主宰。塾長・講師。

エンジョイライフコンサルティング代表。

「ワーク・ライフ・パーソナルバランス」という家族や個人を大切にする生き方や「テマヒマかけずにエンジョイライフ」という新しいライフスタイルを提案し、ホームページやSNSで日々「エンジョイハックス」(楽しく生きるための知恵袋)などを発信している。

日本心理学会、日本人間工学会、宇宙航空環境医学会、日本教社会学会、大学行政管理学会、日本社会心理学会、日本高等教育学会、日本時間学会などに所属。

著書  人生が爽やかに変わる時間術 ぱる出版

小冊子 『エンジョイライフ時間塾 奥義秘伝の書 「時間、七つの困りごと」』

ホームページ http://www.atsuya-iwashita.jp/