誰でもできる! カンタン早起き朝時間活用術
誰でもできる! カンタン早起き朝時間活用術
早起き朝時間活用術は、「とにかく明日から早起きするぞ!」とか「今日から朝の時間を有効活用するぞ!」といったいわゆる「根性論」では難しいと思ってください。それでは決して続かないのです。
これから、誰にでもできる簡単な早起き朝時間活用術をお教えしましょう。
今まで何人もの相談者がこの考え方で成功しています。
では頭を空っぽにして読み進めてみてください。
わかりやすく「部屋の模様替え」にたとえて考えます。
想像してください。
ゴミ屋敷の一部屋にあなたはいます。さて、この部屋をあなたのあこがれのリビングに変身させるにはどうすれば良いのでしょうか。
- まず、部屋を見わたし、何が転がっているかを見る。
- 必要なものは何かを考える。
- 不要なものは捨てる。
- 掃除する。
- 部屋の広さや形を見て、間取りを考える。
- 使いやすいレイアウトを動線や生活を頭に描きながら考える。
- レイアウトを決めたら、置くものを配置する。
- また入りきらなければ捨てる。
- 日々整理整頓、お掃除をする。
- 外から余計なものを持ち込まないように気をつける。
こんな感じでしょうか。この10のステップで進めるとうまくいきます。
ではそれを時間にあてはめてみましょう。
3つのフェーズに分けます。
1.時間の大掃除をする(フェーズⅠ)
- まずは自分がどのように朝の時間を使っているかチェックする。
- そのうち、必要不可欠なものは何かピックアップする。
- それ以外は捨てる。
- そのうち、朝どうしてもやらなければいけないもの、朝にしかできないものは何かピックアップする。
- それ以外は捨てる。
- 残った必要不可欠のものにそれぞれどのくらい時間がかかるか計ってみる。
- 合計の時間が合理的か検証する。
- トータルの所要時間から「起きるべき時刻」を逆算して割り出す。
- その時刻の2時間前に起きる時刻を設定する。
- 同時に「時間泥棒リスト」をつくる。
2.時間の間取りを決める(フェーズⅡ)
- 朝の時間を15分単位で表にする。1ユニット15分。アナログ時計で4分の1。
- 動線を考え「モレなく、ダブリなく」「一筆書き」で予定を入れ、時間割をつくる。
- 朝やることのチェックリストをつくる。
- 前日の時間貯金リストをつくる。
- 時間管理ツールをセットし、仕組みとして落とし込む。
間取りはスケジュールです。部屋も六畳、八畳というようにユニットで考えます。1ユニット15分で考えていきます。
動線にムダがないように、動きを考えて寝室、洗面所、トイレ、キッチン、クローゼット、玄関、リビングなどで行うことを並べていきます。
3.日々のお掃除をする。(フェーズⅢ)
- 時間泥棒リストにあるものに気をつけて近づかないようにする。
- 習慣化されるまで各リストやツールを使ってチェックする。
- 不要なもの(タスク)を持ち込まないように気をつける。
- 小さなゴミに気がついたら日々掃除する。
- 開始時刻、使う時間を変えない、レイアウトを変えない。
- 無意識にどこに何があるかがわかるようになるのと同じように、何をするか考えなくても良いように習慣化する。
- 前日の時間貯金リストなど自分へのサポート体制を強化する。
しばらくは手帳に自分へのごほうびとして「できたよシール」を貼るというのも効果的です。
これらのことが少し甘くなってくると、部屋が汚れてくるのと同じようにスケジュールが崩れていきます。
いかがでしょうか。
「たったこれだけ?と思うかも知れません。」
たったこれだけのことを実行するだけで、あなたの朝の時間を有効に活用できるようになります。
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