enjoyhacks’s blog

時間のゆとり、心のゆとり、そして素敵にエンジョイライフ

1.「アポイント」と「タスク」(「人との約束」「自分との約束」)

1.「アポイント」と「タスク」(「人との約束」「自分との約束」)
まず「ワーク」の部分でコントロールすべき相手は「アポイント」と「タスク」の2つです。
「アポイント」は「人との約束」の時間です。人と会ったり、相談したり、交渉したり、会議や打ち合わせ、ミーティングなども含まれます。基本的に始まりの時刻と終わりの時刻があり、スケジュール表に予定として書かれます。「いつ、どこで、誰と何のために会う」という性質のものです。

これに対して「タスク」は「自分との約束」です。
どういうことかというと、「夏休みの宿題」を思い浮かべてみてください。お天気表、漢字練習帳、計算ドリル、絵日記、朝顔の観察、読書感想文、「夏休みの想い出」作文、自由研究など多くの宿題・課題があり、自分でいつ、何を、どのくらいやるのかを決めて取り掛かるものです。(親が決めてしまう場合もあるかもしれません)
夏休み中であればいつやってもいいのですが、9月1日という提出日が決まっていて、8月31日にあわてて間に合わせる人もいます。

このようにある程度自分の裁量で動かすことはできますが、いくつかの種類やある程度の量があり、納期が決まっているので、いつ、何を、どれだけやるかを自分で決め、「自分との約束」として夏休みの予定表などでコントロールするのが「タスク」です。
いつも時間に追われている人は、このタスクのさばき方が苦手なタイプでしょう。

じつはこの「自分で決める」というのがとてもやっかいなのです。

「アポイント」も「タスク」も自分の時間から使われていく時間なので、上手にコントロールすれば、相対的に「ライフ」や「パーソナル」の時間を増やすことができます。
ではこのあと、この「タスク」のさばき方を様々な角度から考えていきます。