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時間は命

エンジョイライフ時間術

エンジョイライフ時間術

 

はじめに

 こんにちは。エンジョイライフ時間術の岩下敦哉です。

 歌やのりものが大好きな男の子とお絵かきや食べることが大好きな女の子のパパです。

毎日仕事を終えて、家族4人で食事をしたり、食後に遊んだり、寝る前に絵本を読んだり、週末や休日には、みんなで出かけたり、公園に遊びに行ったりして、とても充実した日々を過ごしています。

でも、一方では、責任ある仕事を任されたり、年齢が上がるにつれて体調管理が難しくなったり、趣味の時間・個人としての時間が取れなかったり、肉体的にも精神的にもきつくなってきています。

たぶんあなたも同じように感じているのではないでしょうか。

「やりたいこと」「やった方がいいと思っていること」はたくさんあるのですが、日々の生活の中で思ったように時間が取れない、やりくりができないという思いもありますよね。

私も同じです。

最近「ワーク・ライフバランス」という言葉をよく耳にしますが、何か一握りの人々の「悠々自適」な生活で自分には関係ない世界の話に聞こえますよね。

でも「小さく」実現することはできます。

私は「ワーク(仕事)・ライフ(家族)・パーソナル(趣味)バランス」という3つ目に個人としての自分を加えて「小さく」実現しています。そしてささやかな幸せを感じています。

 

失敗談ですが、私もかつて時間活用、タイムマネジメント、手帳の活用法、ダンドリ、整理術などに関する本を読みあさり、片っ端から試してみことがあります。あなたにも経験があると思います。

でも、「明確な目的」と「強い動機づけ」がないと失敗します。

また、「やりたいこと」「やった方がいいと思っていること」「みんながやっていること」を新年、新年度から始めて三日坊主になったことも数多くあります。なかなか続かないのです。

それらの失敗の中から生まれたのがこのエンジョイライフ時間術です。

といっても、特別なことをしているわけではありません。「ゴールを決める」「作戦をたてる」「行動する」という単純なことをしているだけです。

じつは、学生時代に少しだけ心理学や行動科学をかじったことがあり、その考え方をヒントにしました。

あなたはこのブログの流れに沿って自分の1日に向き合っていただければ、自然と何かが見えてくるはずです。

私の経験があなたのお役にたてればとてもうれしく思います。

 

なぜ、いつもうまくいかないのか?

 

だれもが「時間を上手に活用したい。」と考えています。でも、多くの人がうまくいっていません。なぜでしょうか。

それは、つぎの3つの原因があります。

1.「目的(ゴール)」を明確に設定していないから。

2.「自分に合ったやり方(等身大)」でやらないから。

3.「ワーク(仕事)・ライフ(家族)・パーソナル(趣味)バランス」がとれた時間配分をしていないから。

 相談にいらっしゃる方の多くは、この3つに気づくことによって、問題を解決する方向に進めています。

 

「ゴールを決める」「作戦をたてる」「行動する」

 

言葉で説明するとこのようになります。

 

「ゴールを決める」

何のために(目的・到達点)、どのくらいの出来ばえで(グレード・完成度・満足度)、いつまでに(締め切り・デッドライン)やるのかを明確に決め、自分や周りの人と約束する。

 

「作戦をたてる」

全体を見て(俯瞰・全体像の把握)、持っている資源(リソース・労力・時間・環境・周りの協力)を把握し、どう進めるか(ダンドリ・手順・スケジュール)を決める。

 

「行動する」

しっかり環境をととのえ(時間泥棒退治)、行動を起こし(トリガー・きっかけ)、継続していく(仕組みづくり・習慣化)。

 

 

目次

 

はじめに

 

第1章    朝から午前中の時間術

スッキリ目覚めるために

「朝の時間の性質」を知る

出かける前のダンドリ

通勤時間の時間術

午前中の仕事のダンドリ

昼休み前のタイムマネジメントのコツ

 

第2章    午後の時間術

午後の時間の使い方

「作業系時間」のマネジメント

メンタルケアのためのダンドリ

リスクを減らすための方策

終業間際の裏ワザ

 

第3章    夕方(帰宅まで)の時間術

「定時」に帰るための時間術

「ワーク(仕事)」の自分を脱ぎ捨てる

気持ち切り替えの儀式をおこなう

夕方の「時間貯金」

「パーソナル(趣味)」の自分をつくる

「ライフ(家族)」を考える

 

第4章    帰宅後から就寝までの時間術

まずは家の仕事を片づける

次の日の準備を先取りする

時間泥棒を退治する

疲れを取り、リラックスする

家族の時間(ライフ)を十分に楽しむ

好きなこと(パーソナル)をする

夜に考え事をしない

眠くなったら寝る

 

第5章    休日の時間術

休みの前の心構え

休日の朝の過ごし方

休日のタイムマネジメント

休日のメンタルマネジメント

休日を有効に使うダンドリ

休日にも予定を立てる

 

おわりに

 

 

第1章  朝から午前中の時間術

 

スッキリ目覚めるために

定時に起きる、起きる時刻を固定する。

いずれ必要な睡眠時間を確保するために、就寝時刻を調整・コントロールするようになる。

 

「朝の時間の性質」を知る

朝は時間が限られている。

身支度、食事、電車の時間など。

 

朝は意外にやることが多い。

やることを減らす・絞り込む。

前日にやってしまう。

 

朝は気持ちが焦っている。

焦ると余計に空回りして時間がかかってしまう。

 

精神的なゆとり、安定を優先し、あれこれ多くのことにをつけないようにする。メンタル面のゆとり。

 

 

出かける前のダンドリ

「やることリスト」をつくる。それ以外はやらない。仕事と同じようにタスクリストをつくる。

 

「持ち物リスト」をつくる。チェックリストをつくって忘れ物をしないようにする。安心感、精神的な安定。確認する時間が減る。モレダブりがなくなる。

 

通勤時間の時間術

その日1日の全体をみる時間をつくる。

「俯瞰」「ダンドリ」「シミュレーション」をする。駅まで歩く時間、電車の中では、その日1日を俯瞰し、おもな仕事のダンドリを確認し、動きをシミュレーションしてみる。

全体像が見えてきて、実際に動くときに楽になる。

 

電車の中では「作業」をせず、頭の中でできることをする。

通勤電車は混んでいることが多く、必ず座れるという保証がない。

本や新聞、資料を広げられるとも限らないし、パソコンやノートを使えるとも限らない。

でも頭の中はいつでも使えるので、頭の中で作業する時間に充てる。環境に左右されにくい。

 

午前中の仕事のダンドリ

朝1~2時間早く出勤し、バッファーにする。いざというときの時間の貯金、間に合わない作業のために使ってもいいし、コーヒーを飲みながら読書をしてもいいし、自己研鑽の時間に使える。

 

朝はパーソナルの時間とし、自己研鑽をする。

 

午前中は1つだけメインの大きなタスクを入れる。

そのことは確実に仕上げる。

1日に1つの大きな成果をあげる。

心の負荷が格段に減る。終わらなくても少なくとも大きく進む。

 

午前中は頭を使って考えるタスクを入れる。

じっくり考えながら動かす。

午後があるので、作業系、アポイントは午後にまわす。

 

午前中は自分にアポイントを入れる。

毎日タスクを入れてタイムロックする。

手帳に書いておけば、まわれの人にも見せて依頼を断ることができる。

 

昼休み前のタイムマネジメントのコツ

昼休みをデッドラインにし、アポイントやミーティングを30分だけ入れる。終わりの時刻が決まっているので、切り上げやすい。

また、まわりの動きという外圧を使って終わることができる。

 

第2章  午後の時間術

 

午後の時間の使い方

スケジュールは「面」でとらえる。

手帳の面積でとらえる。

 

タイムマネジメントはスーツケースにモノを詰めるのと同じ。大きいモノからつめていく。

「おとなの時間割」をつくる

毎日、毎週、毎月のルーチン作業やあらかじめ予定が決まっていることは時間割を作っておく。学校の時間割と同じように仕組み化してしまう。

 

アナログ時計を使う。

アナログ時計は針によって時刻を知ることができるだけでなく、「過ぎた時間」「残りの時間」を一瞬にして感覚的にとらえることができる。

また、時間を面積でとらえることができるので、作業系の仕事の時は、1/2、1/3、1/4、1/6などビジュアルで時間をとらえることができるので便利である。

 

「作業系時間」のマネジメント

午後は「作業系」の仕事を中心におこなう。

タスクリストにもとづいて淡々と片っ端からこなす。

 

長期的に見て、「忙しさ」をならしてゆとりを持つようにダンドリをする。

忙しさは気持ちの問題なので、比較的時間のゆとりがあるときに先の詰まった仕事を先取りしてこなしてしまおう。

 

 

メンタルケアのためのダンドリ

机の上は1つのタスクだけにする。

頭の中をシンプルにする。

精神的にあせらない、集中する。

エラーを起こさないようにする。

使わないモノを捨てる。出さない。

 

一度に相手するタスクの数を減らす。

組手と一緒。

焦りが出てきたら、「作業量」より「タスク数」を減らして頭の中をスッキリさせる。

 

リスクを減らすための方策

あらかじめ自分とのアポイントとして、作業時間を予定表に入れておきましょう。

必ず手帳に書いておきましょう。

手帳に予定が入っていることによって、アポイントを断りやすい。

 

3時以降にアポイントを入れない。

時間的な不確定要素をなるべく持ち込まないようにする。

終わりが読めない。

ダラダラしてしまう。

 

上司や他のセクション、まわりの人のための時間をあらかじめ「予備時間」として織り込んでおく。

リスクヘッジのために予備時間をバッファーとして予定しておくと、自分のスケジュールが引きずられなくてすむ。

もし、使う必要がなければ、自分のための作業時間に使えばよりゆとりができる。

 

作業時間の見積もりは「2割増」でおこなう。

作業時間は実際に始めてみると思ったより時間がかかってしまうことがあります。また、ふいな時間ドロボーも入ったりして思うように進まないこともあります。

長引いた時のために多めに時間を見積もっておきましょう。

もし早く終わってしまった時は、他の作業の時間に充てましょう。

 

待ち時間は「神さまがくれたブレイク」と考える。

不意な待ち時間、予定のキャンセル、ウェイティングタイムは「神さまがくれたブレイク」と考え、「手帳との対話」や「俯瞰、ダンドリ、シミュレーション」の時間としよう。

無理に他の作業を入れたりすると、逆に時間が足りなくなり、精神的に圧迫されることになる。

 

 

終業間際の裏ワザ

終業間際には、投げられるボールはすべて投げておく。

終業間際に、ダンドリ可能な仕事を相手に投げておくと、翌日の朝、遅くとも午前中までにはその成果や反応が返ってくる。そのレスポンスまでの時間はじっくりと自分の時間を過ごせばよい。

あくまでも自分中心、自己主導型のタイムマネジメントをする。

夜討ち朝駆けを心がける。

翌日の朝には結果が届いている。

 

 

 

 

 

第3章夕方(帰宅まで)の時間術

 

「定時」に帰るための時間術

とにかく定時に帰る。

残業はしない。残業は時間の借金である。

残業代をあてにするようになる。

自分への言い訳をするようになる。

残業分の作業は朝やる。(前業)

 

つき合いは悪くていい。

時間泥棒に気をつける。

そのあと次の日はボロボロ。

生産性がない。

時間が読めない。

楽しくない。

週末に「先延ばし」しないように、やることがあったら「先取り」しておく。

 

「ワーク(仕事)」の自分を脱ぎ捨てる

電車の中でブレストする。

 

 

手帳で次の日のダンドリを決める。

 

 

手帳を見て、「ワーク・ライフ・パーソナルバランス」のチェックをおこなう。

 

 

 

気持ち切り替えの儀式をおこなう

気持ちの切り替えの時間をつくり、「切り替えの儀式」をおこなう。

駅前でコーヒーを飲む。音楽を聴く。仕組みを作る。

「そのことをすると気持ちが切り替わる」と自己暗示をかける。

だんだんそのようになってくる。

 

 

 

夕方の「時間貯金」

週末にわざわざ買い物に行かなくても良いように、必要なものを買ってしまう。(貯時間)

 

帰りがけに心と身体と持ち物のメンテナンスをしてしまう。

週末にわざわざ出かけなくても良いように、医者、ストレス解消、時計の電池交換、文具の補充などをしてしまう。

 

 

 

「パーソナル(趣味)」の自分をつくる

なにか「パーソナル」のことをする。

 

本屋に立ち寄り、タイトルを眺めて自分の問題意識、興味関心について確認する。

 

少し歩く時間をつくる。

毎日歩く時間をつくって、頭を一度空っぽにしてから、活性化させ、自分と向き合う時間をとる。

一人になり、自分のことを考える。

 

友人へのメール、電話は帰宅前に済ませる。

時間が限られているので、必ず時間内に終わる。

家でダラダラしないようにする。

 

 

 

 

「ライフ(家族)」を考える

家族のために何か考える。

週末のこと、おみやげ、食事の話題作り。

 

 

第4章 帰宅後から就寝までの時間術

 

まずは家の仕事を片づける

まず家のことを処理する。

郵便物、家事、連絡、片付けなど。

 

 

次の日の準備を先取りする

帰宅後のダンドリはルーチン化する。

 

翌日の服を整える。

ポケット、ハンカチ、持ち物

アイロン、選択、入れ替え

 

カバンの中身を整理する。

入れ替え、書類、補充、

 

明日の天気予報をチェックする

あらかじめ天気や気温を確認し、服装や雨具などの確認をする。

 

 

時間泥棒を退治する

テレビ、インターネット、SNS、メールなどの時間泥棒を避ける。

 

携帯電話の電源をいったん切る。

 

 

疲れを取り、リラックスする

必ず入浴をする。

 

洗顔、うがい、保湿、マッサージなどメンテナンスをする。

 

お酒や甘いものなどの嗜好品でリラックスする。

 

 

 

家族の時間(ライフ)を十分に楽しむ

家族との時間を十分に楽しむ。

 

 

食事を楽しむ。

会話、旬の食材、お酒、週末のこと、今日一日あったこと、行事

 

 

好きなこと(パーソナル)をする

仕事以外のことで、毎日やることを決める。ライフワークなど。

パーソナルのこと。

 

 

夜に考え事をしない

夜に考え事をしない。

悪いスパイラルに落ち込む。

 

 

気になることがあったら、ポストイットにメモして手帳に貼って頭から離してしまう。忘れる。考えない。

 

眠くなったら寝る

眠くなったら何時でも時刻を気にせず眠る。

 

 

眠れないときは「神さまがくれた時間」と思って、なにかパーソナルのことをする。

 

 

 

第5章 休日の時間術

 

休みの前の心構え

休みの前の日は夜更かししない。

いつもと同じ時刻に寝る。

 

休日に入る前に、翌週の仕事のダンドリを終える。

サザエさんシンドロームを避ける。

 

週末は木曜日の夕方から始まっている。

 

 

 

 

休日の朝の過ごし方

 

いつもと同じ時刻に起きる。

リズムを崩さない。

 

休日の朝一番でやることを決めて習慣化する。

コーヒーを入れるなど。

 

 

休日のタイムマネジメント

休日の予定は1つにしぼる。

つめ込みすぎない。

 

休日は時間泥棒に気をつける。

テレビ、インターネットなど。

 

 

 

休日のメンタルマネジメント

非日常を楽しむ

 

休日にはとびきり良いお茶を飲む。

リラックスムードをつくる。

 

休日には「効率」を求めない。

 

休日を有効に使うダンドリ

休日には、心と身体のメンテナンスをする。

 

休日はどこか一か所整理をする。

モノを減らす。

 

休日は多少お金を使っても時間をぜいたくに使う。

タクシー、指定券、レストラン、予約。

 

 

休日にも予定を立てる

 

休日にも予定を立てる。

手帳に書く。

 

 

 

 

 

おわりに

 

このブログで私が伝えたかったことは次の3つです。

 

1.「時間をうまく使うために生きている」のではなく、「楽しく生きるために時間を使う」のであるということ。

 

2.「時間術は人それぞれ自分流で良いのであり、正解はない」ということ。

 

3.「何のために時間を使うかは自分で決める」ということ。

 

このことをしっかりと頭と心に刻んでおけば、迷ったり、悩んだり、不安になることはないでしょう。

 

あとは行動するだけです。動き出さなければ何も始まりません。

さあ、「はじめの一歩」を踏み出しましょう。勇気と自信をもって・・・。

 

もし途中で迷ったら、私のホームページを訪ねてきてください。

きっと何かヒントがあるはずです。

いつでも私はそこにいます。 エンジョイライフ!

 

http://www.atsuya-iwashita.jp/ 

 

 

著者プロフィール

 

岩下敦哉(いわしたあつや)

1968年東京生まれ。早稲田大学大学院修了。大学アドミニストレーター

1987年よりエンジョイライフ時間塾を主宰。塾長・講師。

エンジョイライフコンサルティング代表。

「テマヒマかけずにエンジョイライフ」という新しいライフスタイルを提案し、ホームページやSNSで日々「エンジョイハックス」(楽しく生きるための知恵袋)などを発信している。http://www.atsuya-iwashita.jp/

enjoylife@atsuya-iwashita.jp

日本心理学会、日本人間工学会、宇宙航空環境医学会、日本教社会学会、大学行政管理学会、日本社会心理学会、日本高等教育学会、日本時間学会などに所属。